La Dispute Japan Tour 2027

Nothing Feels Real presents
La Dispute Japan Tour 2027



2月15日(月)東京・新代田 Fever
開場 / 開演:19:00 / 19:30
2月16日(火)東京・下北沢 Shelter
開場 / 開演:19:00 / 19:30
2月18日(木)大阪・Socore Factory
開場 / 開演:19:00 / 19:30
2月19日(金)京都・Urbanguild
開場 / 開演:19:00 / 19:30
2月20日(土)名古屋・Red Dragon
開場 / 開演:18:00 / 18:30
2月21日(日)東京・新宿 Marz
開場 / 開演:17:30 / 18:00

全公演ゲストあり、後日発表
前売り¥7,500 / 当日¥8,500

チケット:
入場順:1) 整理番号付きオフィシャル紙チケット、2) 事前支払い式チケット予約
*1は実券、2はデジタルチケット

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現行ポストハードコア最重要バンドLa Dispute、2027年2月に3年ぶりの再来日・初のジャパンツアー開催決定!最新作『No One Was Driving The Car』を携え、東京・大阪・京都・名古屋の4都市6公演を巡る。

La Dispute (Michigan, US / Epitaph Records)

2004年、アメリカ・ミシガン州グランドラピッズで結成されたLa Dispute。詩を朗読するように言葉を紡ぐスポークンワードと激情的な叫びを行き来する独自のスタイルで、2000年代以降のポストハードコアを牽引してきた最重要バンドの一つだ。物語を語るように言葉を畳みかけ、感情の高まりとともに声を振り絞るJordan Dreyerのボーカル。その一言一句に呼応するように、複雑に絡み合うギターと変則的なリズムが、静かな緊張から激しい演奏へとなだれ込む。スポークンワードとポストハードコアを結びつけた表現を広く浸透させ、世界各地で熱烈な支持を築いてきた。

2008年に発表した1stアルバム『Somewhere at the Bottom of the River Between Vega and Altair』で、その異質な才能を鮮烈に提示し、頭角を現したLa Dispute。鋭く切り込むギターと複雑なリズム、語りと叫びを自在に行き来するボーカルを組み合わせ、激しさの中に耳を捉えるキャッチーなフレーズと大胆な展開を詰め込んだ。

2011年の『Wildlife』では、その音楽性をさらに深化させる。街で起きた出来事や人々の生・喪失を描く物語を起点に、場面や感情の変化に合わせて楽曲を組み立てた。静かな演奏の上を言葉が走り、ギターが反復するたびに緊張が増し、やがて叫びと轟音が堰を切ったように溢れ出す。言葉のリズムとバンドのグルーヴが噛み合い、静けさから激しいクライマックスへと聴き手を引き込んでいく。一曲ごとのドラマを、アルバム全体で大きな物語へと繋いでいく手腕も、La Disputeの特筆すべき魅力だ。


ほどなくしてLa Disputeは、Touché Amoré、Pianos Become the Teeth、Defeater、Make Do and Mendらとともに、新世代のポストハードコアを象徴する存在となった。交流の深いバンド同士の呼び名から広まったこの言葉は、ハードコアを土台に、エモや激情ハードコア、ポストハードコア、メロディックパンクへとそれぞれの表現を広げる一群を指している。なかでもTouché Amoréとは、2010年にスプリット『Searching for a Pulse / The Worth of the World』を発表。互いの楽曲にボーカルとして参加し、両者の語りと叫びが交差する、スプリットならではの濃密な共演を聴かせた。

そのキャリアの厚みは、共にツアーを重ねてきたバンドの顔ぶれにも明確に表れている。Thursday、Alexisonfire、Thrice、Circa Survive、The Fall of Troyといったポストハードコアの重要バンドをはじめ、Touché Amoré、Hot Water Music、The Menzingers、Balance and Composure、Pianos Become the Teethらともツアーを重ねてきた。2015年にはTitle FightとのWヘッドラインツアーにThe Hotelierを迎え、同年、日本の激情ハードコアを世界へと広げてきたenvyとも米国を巡った。ポストハードコア・メロディックパンク・エモ・激情ハードコア。それぞれのシーンを牽引するバンドとステージを重ねながら、La Dispute自身もまた、その歴史を作ってきた。


フェスティバルへの出演歴も、アメリカのRiot Fest、The Fest、Best Friends Forever、イギリスのReading & Leeds、Download、Outbreak Fest、ArcTanGent、ベルギーのGroezrock、フランスのHellfestなど多岐に渡る。パンク/ハードコアの重要フェスから世界的なロックフェスまで、数々のステージでその実力を示してきた。20年以上の歩みを持ちながら、その表現も活動も、いまなお現在進行形だ。


La Disputeの真骨頂は、歌詞で描く物語の展開に合わせて、声も演奏も目まぐるしく表情を変えていくところにある。細かく絡み合うギター、しなやかにうねるベース、静けさの中にも緊張を生むドラム。その一つひとつがJordanの語りや叫びと呼応し、歌詞に描かれる情景や人物の心情を、生々しく立体的に浮かび上がらせる。言葉と演奏が一体となって楽曲の世界へと引き込み、そこで描かれる痛みや迷いを、聴き手自身の感情にまで繋げていく。


『Wildlife』の「King Park」は、彼らの表現性の豊かさを象徴する一曲だ。銃撃事件とその後を描く歌詞に、Jordanの切迫した語りと、次第に激しさを増す演奏が重なり、事件の情景やそこに関わる人々の心情が生々しく立ち上がる。そして、張り詰めた空気を突き破るような叫びが、聴き手の感情を強く揺さぶる。細部まで情景を描き出す言葉と、その一言一句に重みを与える声と演奏。この結びつきこそが、La Disputeの楽曲を聴き手の記憶に深く刻み込む最たる要因だ。

2014年の『Rooms of the House』では、共同生活の記憶や関係の変化を、日常の細やかな描写と、抑制の効いた演奏の中から感情が滲み出すサウンドで描いた。Epitaph Records移籍後の2019年作『Panorama』では、身近な土地に刻まれた喪失や悲しみに目を向け、ジャズやスローコアの要素も取り込みながら、音の余白と静けさを生かした表現をさらに深めている。

そして2025年9月には、6年ぶりとなる5作目のフルアルバム『No One Was Driving The Car』をリリース。セルフプロデュースで制作された本作は、映画『First Reformed』に着想を得ながら、自分の人生を自分で動かせているのかという問いや、社会とテクノロジーの変化の中で膨らむ不安を見つめている。個人の記憶や関係から、その背後にある社会へと視線を広げ、鋭いギターと、叫びにも静かな歌にも感情を滲ませる声によって、新たな表現へと踏み込んだ。


そして2027年2月、La Disputeがキャリア初の日本ツアーとして東京・大阪・京都・名古屋の4都市6公演を巡る。語りかけるような歌唱と、感情を剥き出しにした叫びを自在に行き来するJordanのボーカル。それに呼応する緻密な演奏が生む緊張感も、一気に音が押し寄せる瞬間の迫力も、間近で体感できる6公演となる。現在進行形でポストハードコアの歴史を刻み続け、その道を切り拓き続けるLa Dispute。その輝きを、ぜひその目に焼き付けてほしい。

主催・企画・制作:Nothing Feels Real