Praise Japan Tour 2026

 Nothing Feels Real presents
Praise Japan Tour 2026


10月8日(木)東京・下北沢 Basement Bar
出演:Praise (US) + special guests
開場 19:00 / 開演 19:30
前売 5,000円 / 当日 6,000円

10月9日(金)京都 Socrates
出演:Praise (US) + special guests
開場 19:00 / 開演 19:30
前売 5,000円 / 当日 6,000円

10月10日(土)岡山 Pepperland
出演:Praise (US) + special guests
開場 18:00 / 開演 18:30
前売 5,000円 / 当日 6,000円

10月11日(日)名古屋・今池 Reflect Studio
出演:Praise (US) + special guests
開場 18:00 / 開演 18:30
前売 5,000円 / 当日 6,000円

10月12日(月・祝)大阪・心斎橋 火影
出演:Praise (US) + special guests
開場 17:30 / 開演 18:00
前売 5,000円 / 当日 6,000円

10月13日(火)東京・新宿ACB
出演:Praise (US) + special guests
開場 19:00 / 開演 19:30
前売 5,000円 / 当日 6,000円

チケット:
*事前支払い形式チケット予約

現行DCハードコア/メロディックハードコアの雄・名門Revelation Records所属Praise、2026年10月ジャパンツアー開催決定!

Praise (Baltimore / Greater D.C., US / Revelation Records)

2009年に結成、翌2010年に5人編成として本格的に活動を開始したPraiseは、ボルチモア/ワシントンD.C.をルーツとするメロディックハードコアバンド。ボーカルのAndy Nortonを中心に、その歩みはTurnstile、Angel Du$t、Have Heart、Mindset、Give、Protester、Line of Sight、Slow Fire Pistolなど、現代USハードコアの重要な流れとも深く交差してきた。現在メンバーはそれぞれ離れて暮らしているが、彼らの心は常にボルチモア/D.C.にあり続けている。


Andyの誠実さと共感に満ちたメッセージを核に、Praiseには複数の世代にわたるUSハードコアと深いつながりを持つメンバーが集う。ギターのAustinとベースのChrisはともにMindsetの元メンバーで、AustinとギターのAnthonyは現在Line of Sightでも共に活動している。現体制ではSlow Fire PistolのBlakeがドラムを務め、かつてはTurnstile/Angel Du$tのDaniel Fangがその屋台骨を支えていた。この人脈からも、Praiseが過去のスタイルを再現するリバイバルバンドではなく、00年代から現在まで続くUSハードコアの生きた系譜の中にいるバンドであることがわかる。

Praiseの始まりには、Andyの兄の死という大きな喪失があった。それまで長くハードコアバンドで活動しながら、Praiseで初めてフロントマンとなった彼にとって、このバンドは悲しみや混乱に向き合い、それを正直な言葉と前へ進む力へ変えるための場所だった。規模や成功を優先するのではなく、友情が揺らぐなら前へ進まない。その姿勢を土台に、自分たちにしか鳴らせない音楽を築き上げてきた。


その歩みは、彼らが立ってきたステージからも明らかだ。PraiseはUSハードコア最大級の祭典This Is Hardcoreに3度出演。Youth Of Today、H2O、Nails、Cro-Mags、Cold World、100 Demons、Death Threat、Harm’s Way、Power Trip、Kid Dynamite、Kill Your Idols、Striking Distanceらとステージを共にしたほか、Gorilla Biscuits、Drain、Terror、Angel Du$t、Twitching Tongues、End It、Title Fight、Mindset、Ceremony、Magnitude、Fiddlehead、Never Ending Game、Rival Schools、Strike Anywhere、Lifetime、Paint It Black、Furyらとも共演し研鑽してきた。Sound and FuryやDamaged City Fest、LTC Fest IIへの出演も含め、その活動はユースクルーやストレートエッジから現行ハードコア、メロディックハードコア、エモ、ポストハードコアまで、いくつもの世代と文脈を横断している。


この振れ幅こそ、Praiseというバンドの特別さを物語っている。彼らはハードコアから離れるためにメロディを鳴らすのではない。ハードコアが持つ切迫感やメッセージを、より強く、より遠くまで届けるためにメロディを鳴らすバンドだ。

Praiseが受け継ぐのは、7 Seconds、Minor Threat、Youth Of Todayらが築いた80sユースクルーの衝動と、Dag Nasty、Rites Of Spring、Embrace、Verbal Assaultらが切り拓いた、感情とメロディを恐れずに鳴らすハードコアの系譜だ。しかし、そのサウンドを懐古的に再現するだけではない。The CureやLeatherface、80sミネアポリス・パワーポップ、ギターポップの色彩まで取り込みながら、ハードコアの熱量とシンガロング、D.C.ハードコアの愚直さや切実さ、鮮やかなフックを一つの音として鳴らしている。


2014年の『Lights Went Out』、2016年の『Leave It All Behind』では、2010年代以降のパンク・ハードコアの名プロデューサーWill Yipとともに、喪失と悲嘆を荒々しくもメロディックなハードコアへと変換。2022年には、Youth Of Today、Gorilla Biscuits、Judge、Quicksandなどを送り出してきた名門Revelation Recordsから『All In A Dream』をリリースした。Kevin BernstenとBrian McTernanを迎えて制作された同作は、D.C.ハードコアの歴史に深く根を張りながら、80sパワーポップやポストパンクの感覚を横断する、Praiseの創造性が鮮やかに結実した作品となった。


ハードコアは時に、絶対的なポジティビティと、すべてを否定するニヒリズムという、白か黒かの世界観に陥る。しかしPraiseが描く世界は、そのどちらでもない。家族関係の痛みや消えることのない悲しみを正面から見つめながら、それでも他者への共感、人が変わる可能性、暗い世界で希望を選び取る意志を鳴らす。現実を美化することなく、絶望だけを結論にもしない。その豊かな感情の色彩こそが、『All In A Dream』を貫く核心だ。


2024年に発表された最新EP『Coming Up For Air』では、緻密に作り込んだ前作から一転し、バンド本来の一体感を追求。ボルチモアの名門Magpie Cage Studioで録音された3曲は、立ち止まったまま時間だけが過ぎていく感覚や、大切なものに別れを告げるべき時への迷いを描きながら、もう一度前へ進み、再び息をするための力を鳴らしている。

Praiseが鳴らすのは、過去のハードコアを保存するための音ではない。その歴史に刻まれた誠実さ、友情、DIYの精神を受け継ぎ、今を生きる自分たちの音楽へと更新する。悲しみをなかったことにせず、弱さを隠すこともなく、それでも誰かと声を重ね、より良い場所へ進もうとする。その瞬間、彼らのメロディは、現実を生き抜くための確かな意志となる。


2026年10月8日から13日まで、東京、京都、岡山、名古屋、大阪を巡る全6公演。名門Revelation Recordsの系譜を受け継ぎながら、その先の景色を鳴らし続けるPraiseの現在を、ぜひその目と耳で確かめてほしい。

主催・企画・制作:Nothing Feels Real