超絶技巧ギタリスト・新時代のギターヒロインYvette Young率いるアメリカ・カリフォルニアの世界的マスロックバンド “Covet” 待望の再来日決定!
Nothing Feels Real presents
Covet Japan Tour 2024
<公演詳細>
12/16 (月) 東京・新代田FEVER
w/ 水中スピカ
12/17 (火) 大阪・心斎橋SUNHALL
w/ 水中スピカ
12/18 (水) 愛知・名古屋 LIVE & LOUNGE VIO
w/ Texas 3000
12/19 (木) 東京・渋谷CHELSEA HOTEL
w/ ANORAK!
*各公演ゲストあり
開場:19:00 / 開演:19:30
早割:7,500円 / 一般:8,000円 / 当日8,500円
オールスタンディング・ドリンク代別
*いずれも全公演共通*
(10/31まで→終了しました)
世界的超絶技巧ギタリスト・新時代のギターヒロインYvette Young率いるアメリカ・カリフォルニアのマスロックバンド・Covet待望の再来日決定!「タッピング女王」の異名で知られ、今や世界を代表する数々のレジェンド・ギタリストから崇められる絶対的な存在感を示すリビングレジェンド "Yvette Young" がギターボーカルを務めるインストゥルメンタル・マスロックバンド Covetが12月中旬に再来日を果たします。日本国内でも非常に多くのファンを持ち、その類稀なギターテクと情緒をふんだんに詰め込んだ唯一無二のインストをご堪能あれ。
2010年代にChon, Polyphia, Peripheryなどとともにマスロック全盛期ともいうべき一時代を築いた代表的存在・Covetは、マスロック・プログレッシブロック・ジャズ・フュージョンをクロスオーバーさせた革新的な音楽性を提示し、一躍時代の寵児として注目を集めた「Covet以前・以後」で見違えるほど世界を変えた異彩。異次元のテクニックを芸術的に美しく、身体の一部かのように軽やかに紡ぐ旋律は、インストながら「歌心全開」で聴く誰もの心情に寄り添うように情緒に溢れ、等身大で柔く逞しい。Covetのすべてのアートワークにも携わるYvetteは、他を寄せ付けない圧倒的な才能を持つ。ギタースキルの高さは言うまでもないが、バンド活動の傍らアート、ピアノにアコースティック、バイオリンに、そして社会学を教える講師としても働いているというから驚きだ。
インストゥルメンタル・マスロック・プログレッシブロックといった音楽ジャンルを知らなくても、それほど音楽に詳しくなくとも間違いなく刺さると言える絶対的な説得力に満ちた音楽性がCovetの最たる魅力だ。ほとんど歌のない音楽ながら、その旋律はまるで歌を歌っているかのように情緒的。聴けばたちまち世界観に引き込まれ、聴く物誰もを魅了すること請け合いだろう。
全公演スペシャルゲストが出演予定。特製デザインを施した限定早割チケットをNothing Feels Real 限定で本日より10/31まで限定発売!一般発売以降手に入らない限定デザインかつチケットを安く手にいれるまたとない機会をぜひお見逃しなく!
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王道のそれとは一線を画す、タッピングを用いた独創的なプレイ・スタイルの源流は、幼少期に遡る。1991年6月18日、カリフォルニア州に生を受けたYvette Young。両親ともにクラシックを中心に活動する音楽家だったというイヴェットは、4歳からピアノ、7歳からバイオリンを習うなど、 幼い頃から英才教育を受けた。10歳頃にはカリフォルニアの有名ジュニア・オーケストラ「カリフォルニア・ユース・シンフォニー」に加入し、各地のコンクールで演奏をするようになる。しかし、そこでは音楽スキルの優劣やコンクールの結果が重要視され、そのプレッシャーからメンタルの調子を崩してしまった。中学校に入学する頃には入院を余儀なくされるほどに悪化し、ついにはオーケストラを脱退せざるを得なくなった。
そんな彼女にあらためて音楽の “楽しさ” を教えてくれたのが “ギター” だったという。入院中にセラピーの一環としてギターを始め、独学で練習をスタート。日記代わりに曲のコピーや作詞・作曲に取り組むようになった。当初からタッピング奏法や、ピックを使わないフィンガー・スタイルでの演奏に自然にチャレンジしていたといい、幼少期にピアノを弾いていた経験から、「両指でメロディを奏でる」ということには慣れていたとのいうのが大きな原因なんだとか。この時期の経験が、彼女の現在の礎を築いているのだという。競争世界の中でなく、自分のありのままで音楽を楽しめる世界観がギターにはあって、素直に表現できるギターという世界にのめりこんでいった。
彼女が高校生だった2009年、遊び感覚で投稿したYouTube動画をきっかけに、彼女はその名を世界に広めていく。その後もYouTubeで演奏動画の公開を続け大学へと進学する。
大学では美術を専攻。彼女は将来について音楽か美術かで決めかねていたが、“まだ若いし、とりあえず両方をやってみてから考えよう” ということで、大学を卒業してしばらくは美術の教師をしながら、仕事終わりに作曲をしていたという。
2014年にソロEP『Acoustics EP』を発表、徐々にアーティストとして活動の場を広げていく。ほどなくして彼女は美術の道を断ち音楽の道に絞り、2015年にCovetを結成した。
Covetは、Yvetteが1人で書き溜めていた楽曲をバンドで演奏するために、彼女が近しい旧友に声をかけたのが始まりだったという。当初は単なるガレージ・バンドとして気ままな活動を続けていたが、結成初年度・2015年末に発表した初EP『Currents』が界隈で大きな話題をかっさらうことに。YouTubeやSNSでも爆発的に跳ね、トレンドを巻き起こすことに。
オープン・チューニング×タッピングに、見た目にも音にも美しいYvetteのプレイ・スタイルは、日本でもたちまち話題を呼び、“タッピング女王” という異名とともに知られることに。American Footballやtoeなどをフェイバリットに挙げている彼女がオープン・チューニングを多用するのも、そういった伝説的マスロック・バンドからの影響が大きいに違いない。
そこからCovetはメンバーチェンジを繰り返しながらも、毎年コンスタントに作品の発表を続けていく。その存在感は作品を重ねるごとに強固なものとなり、インスト・マスロック・プログレ界隈でその名を知らない人はいないほどに絶対的な存在に。ジャンルの垣根を超えて「美しい弾きざま」や「音楽の持つ凄み」を切に感じてYvetteが、Covetが持つ世界観に引き込まれる人が続出した。
2023年には、目下最新作の『Catharsis』を発表。5年ぶりとなった2023年の来日公演を経て、このほど再来日を果たす。さまざまなつらい経験を超えて、その全てをギターの旋律に変えて、感情表現を相棒のギターに委ねていくそのさまは、もはや彼女の生き様そのものと言っても過言ではないかもしれない。