Forests / Wellsaid - Tokyo Vacation 2023 with Blush*

Nothing Feels Real presents
Forests / Wellsaid
Tokyo Vacation 2023 with Blush*

シンガポールのエモバンドForestsと香港のエモバンドWellsaidを招いて2日間東京で企画を開催します。

第二夜には、ForestsやSobsのメンバーらによる新バンドBlushがゲスト出演します。

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6/9 (金) 西荻窪FLAT 


開場/開演 18:30/18:45
前売り:¥3,500 当日:¥4,000
または、出演バンド・会場でも予約可
*80人限定*

Forests / Wellsaid - Tokyo Vacation 2023 第一夜。シンガポールと香港から各国を代表するエモバンドが集結する一夜ということで、現行最もイケてる新進気鋭のEmo / Indie Rockバンド “Texas 3000” をゲストに迎えます。耳の早いリスナーの間ではすでに話題の彼らですが、BandcampのEmoタグを端から端まで漁り倒して誰も知らないめちゃくちゃイケてるバンドに出逢った時のあの興奮を一気に蘇らせてくれる音で、初期のMacsealとかMarietta的なEmoバイブスにHotline TNTとかLVL UP、TonerあたりのRawなIndie Rockを混ぜ合わせたような質感。出力はあくまで等身大に気張らずにいなたく、そっと寄り添うようで温かく。誰もが一度は体験したことのある「本当にイケすぎてて誰にも教えたくない」あの感情を久々に思い起こさせてくれたとんでもない逸材。アメリカならローカルシーンで一大旋風巻き起こしていそうな、知ってる人は知ってるめちゃくちゃイケてるバンドのあの感じというか。日本はもとより世界へ羽ばたいていく「見つかったら一瞬」系のまじでめちゃくちゃかっこいいバンド。ライブではジャムるテンション感で淡々と曲を演奏するクールさも半端なくて、見る者をどんどん引き込むような世界観があって本当に素晴らしかったです。ちなみにボーカルのJojoはカリフォルニア・オークランド出身のアメリカ人で、テキサスとは特に関連なし(Texas 3000はドラムの崎山さんが適当につけた名称だそう笑)。// soccer. は東京に現れたエモバイオレンスの超新星。元々はいなたいMidwest Emoだった彼らが突然変異的にSkramzに。Beau NavireやLord Snow直系のバチクソにイケてる音を基盤に、Old Grayみたいなエモ激情みたいな曲もやっていて、ヒリヒリ感のすごい緩急極まる演奏をしていて観る者を引き込む力がすさまじいです。一度見れば必ず没入させられる強さがあるし出音がバカデカくてめちゃめちゃ最高なので、ぜひ喰らっていただきたいです。これを弱冠20歳のみなさんがやっているというから末恐ろしいです。ちなみにForestsのDarellは彼らのファンらしい、soccer.が決まってから知りました。// Forestsは本国で500〜1,000人キャパ、Wellsaidも300から400人キャパを埋める圧倒的な人気を持つ2バンドで、そんな両バンドを80人の小さな箱で見られるのは日本だけ。この日は各バンドロングセットでお送りしますので、ぜひともお見逃しなく。




6/10 (土) 下北沢SPREAD* SOLD OUT

Forests
Wellsaid
Blush
ANORAK!
Cruyff

開場/開演 16:00/16:30
前売り:¥3,500 当日:¥4,000
チケット:LivePocket / TIX (チケット予約受付終了)
*80人限定*

注意事項NO SMOKING IN THE VENUE. Re-entry is allowed - but you have to pay ¥600 at every time doing so. // 狭い会場内で快適にお過ごしいただくために、会場内全面禁煙といたします。これに伴い、再入場可能といたしますが、再入場のたびにドリンク代¥600必要となります旨あらかじめご容赦ください。なお、ご喫煙の際には、駅の喫煙所をご利用いただきますようお願いいたします。

Forests / Wellsaid - Tokyo Vacation 2023 第二夜は、シンガポールのBlushに、東京のANORAK!、Cruyffをゲストに迎えます。トゥインクルエモ・アジア筆頭のForestsに、香港代表Wellsaidときたら、ANORAK!なくして企画は締まらないでしょう。「飛ぶ鳥を落とす勢い」とはまさにANORAK!のこと。エモ・メロディック・インディロック・ポップパンク・ハードコア各シーンから愛される時代の寵児。彼らがシーンに頭角を表したのは2021年、広く一般に認知されたのは2022年のアルバムリリース後。3ピース時代から見ていますが、クリスタル加藤さんが加入されたあたりからとんでもない加速をしていて「あやばい売れちゃうな」がとてつもないです。2000年代後半に起きたAlgernon Cadwallader/Snowing以降のエモリバイバルムーブメントがもたらした「あのキラキラしたキャッチーなエモ」に憧れたバンドはごまんとあれど、彼らほどうまくアウトプットできたバンドはいないはず。CSTVTもEveryone EverywhereもGlocca MorraもSportもI Love Your Lifestyleも踏襲しながら、これをメロディックパンク経由で抽出している絶妙さが最たる特徴。最近演奏している新曲群も死ぬほどセンスしかなくて、今後どこまで羽ばたいていくのか単純に一ファンとして非常に楽しみです。海外の友人から何度「ANORAK!が大好きだ」とメッセージが来たことか。日本をかき回しているのはもちろんですが、一瞬で海の向こうの人々に見つかってて本当にすごいなと思います。彼らはForestsのファンなので、ANORAK!ファンのみなさんもぜひForestsチェックしてあげてください。きっとこれやばいなってなっていただけるはずです。// 突如としてシーンに現れたオルタナ/エモの新星、Cruyff。Run For Cover Recordsの新バンドかと思うほどUS オルタナ/エモの系譜を色濃く引いていて、全体にはおびただしい悲哀感をまといながらヘビーに、だけど重くなりすぎないわかりやすさで抽出しているのが特徴。SuperheavenやNarrow Head、Cloakroomあたり直系で、Title Fight、Citizenを彷彿とさせるような展開も端々に盛り込まれたハイスペックな音で、オルタナもグランジもシューゲイズもスロウコアもエモも踏襲ながらしっかりCruyff色に染め上げていて、完全にネクストホープ筆頭。先日拝見したライブもめちゃくちゃパンクで最高でした。変に取り繕うなく、自然体な佇まいにとても引き込まれました。この日は、ForestsやSobs、Cosmic Childなどで活躍するシンガポールパンクシーンの精鋭らによって結成されたBlush (彼らについては本ページ最下部をチェック) も参加で非常に盛りだくさんの一日。絶対間違いない日になると思うのでぜひみなさん奮って足をお運びください。


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Forests  (Twinkle Emo / Math Rock from Singapore)
2014年結成。シンガポールを、そしてアジアを代表するエモバンド・Forests。2000年代後期から10年代前期に欧米を中心に起きた「エモリバイバルムーブメントの “アジアからの回答”」とでも言うべきサウンドが特徴。エモだけでなく、マスロック・メロディックパンク・ポップパンク・激情ハードコアなど非常に多くの要素を用いながらポップでファンなキャッチーな音に仕上げる類稀な音楽センスもまた彼らの魅力である。

“One, two, three, four-ever - Fuck you! That's what she said” のシンガロングでお馴染みの名曲 “Tamago” は、アメリカの大手メディアVultureの「史上最高のエモソング100選」にアジアのバンドとして唯一選出されるなど、彼らの存在感は絶大。American Football・Jawbreaker・Sunny Day Real Estate・Jimmy Eat World・Algernon Cadwalladerなど錚々たる顔ぶれとともに同リストに名を連ねたといえば、その凄みがおわかりいただけるはず。

今やアジアのインディーミュージック全体の希望と言っても過言ではないほどに、絶対的な存在になりつつある彼らは、今春初の全米ツアーを敢行しその勢いそのままに三度目の来日を果たす。2019年には東京のfallsとは東南アジアツアーをともにしたこともあって、日本でも馴染み深いファンも少なくないはず。エネルギッシュでファンな雰囲気に満ちたその圧巻のライブパフォーマンスにぜひ酔いしれていただきたい。




Wellsaid (Midwest Emo / Indie Rock from Hong Kong) 

2016年結成、香港屈指のエモ/パンクバンド・Wellsaid。香港が常に接する社会的危機感をありのままに、日常の残骸を歌う。彼らに言わせれば、Wellsaidは「香港という窮屈な都市に住むナードの心理を反映し、フラストレーションや不安感を歌うバンド」だという。

トゥインクルなリフを用いながら、湿ったメロディに無情を嘆くように歌い、時に嘆息をもらすように叫ぶ。例えて言うなら、Midwest Pen PalsのMidwest Emo的なバイブスにMerchant Shipsの衝動感・焦燥感とPileの絶望や悲哀を混ぜたようなサウンドで、「むきだしで複雑な感情の移ろいをありのまま吐き出している」という表現が似合うバンドかもしれない。

今回来日公演を共にするForestsとは長年の盟友の関係にある。Cloud Nothings、Tiny Moving Parts、Chinese Football、VOOIDなど名だたる面々と共演。2022年11月に2ndアルバム “Lurking” をリリースすると、400 人キャパをソールドさせ人気沸騰中。初の来日公演に注目が集まる。




Blush (Shoegaze Punk / Indie Rock from Singapore)
2021年結成、Forests・Sobs・Cosmic Child のメンバーが集結し結成された新進気鋭のシューゲイズ・インディロックバンドBlush。
      
「The Smashing Pumpkinsに気だるさを付与して疾走させたら」とでも形容したい、あまりに耳心地のよい音像は、シューゲイズもインディロックもパンクもスロウコアも孕む絶妙なバランス感。さすがは群雄割拠のシンガポールパンクシーンのオールスター的ラインナップのバンドとあって、まだEP1枚のみのリリースながらすでに世界基準を思わせる完成度の高さ。Soccer Mommy や Fazerdaze、Alvvaysあたりが好きな人には必ずや刺さるであろう、今後シーンに大きな影響をもたらすこと請け合いのニューカマー。ぜひこの機会に刮目してほしい。


主催・企画・制作:Nothing Feels Real